バンライフに向けて準備を進めている未来の我が家「ハイエース」。
ある日、ハイエースのリアゲート付近の内張がしっとりと濡れていることに気付きました。
最初は結露だと思っていましたが、実際には雨漏りしており想像以上の量の水が侵入していました。
床マットの一部にはカビまで発生していました。
原因を調べていく中で、テールランプのパッキンやガラス周辺など
様々な可能性を疑いながら試行錯誤した結果、雨漏りの原因を特定し、自分で修理することができました。
この記事では、実際に発生した症状や原因の特定方法、修理内容、使用した部品について詳しく紹介します。
普段、真面目過ぎない記事を心がけている私ですが、今回の記事は普段より熱量が入っています。
なぜなら「ハイエースに乗っている人が、私と同じ思いをしてほしくない」の一心で書いているからです。笑
これからハイエースで車中泊やバンライフを考えている方、
同じような雨漏り症状で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
ハイエースに乗っていない方からすると、あまり興味の無い記事になってると思いますが、
車に関して素人の私が、車の雨漏りと戦ったんやなと思って見て下さると嬉しいです。
何が起こったのか
ある日、ハイエースのリアゲート付近から雨漏りしていることに気付きました。
発見したきっかけは、5月の車検前のことです。
私は荷室にあるスペアタイヤ固定用のネジ部分を隠すように、少し重たい荷物を置いていました。
その荷物を移動させようとした際、たまたまリアゲート付近の内張に触れると、しっとりと湿っていました。
濡れていたのは下の写真の赤線で囲った部分です。

その時は、「結露かな?」程度にしか考えていませんでした。
そこで車検時に点検してもらいましたが、水をかけながら確認しても原因は特定できませんでした。
車検から戻ってきた車内を掃除するために溜まっていた水を拭き取ったところ、
その量に驚きました。
40cm×40cmほどの吸水タオルが吸い切れず、3回も絞らなければならないほど水が溜まっていたのです。
その時に、「これは結露ではなく、どこかから水が侵入しているな」と確信しました。
さらに内張を剥がして確認すると、範囲は大きくなかったものの、
左側の内張の一部にはカビも発生していました。

こちらは床に轢いてあるマットの写真です。
深い緑色になっている箇所がカビが発生していた場所になります。(40cm×40cm程の面積)
水分を拭き取った後、消毒液「パストリーゼ77」を使用してカビを撃退しました。
(消毒液にしては良いお値段のアルコールがこの狭い範囲で丸々1本無くなりました。笑)
純正マットの弱点は、水を吸いやすく乾きにくいところです。。
原因
調べてみた結果、雨漏りの原因は
- リアゲートのウェザーストリッパー(リアゲートからの雨水侵入を防ぐゴムパッキン)の劣化
- 純正カーテンを固定するためのマジックテープの取り付け位置
この2つが重なったことだと分かりました。
原因を特定した方法はとてもシンプルです。
車体の真上から少し多めに水をかけ、その直後にリアゲートを開けて車内の状態を確認しました。
すると、本来であれば水が入るはずのない場所にかけた水が侵入していることが分かりました。

こちらは、ハイエースのウェザーストリッパーの写真です。
赤線で囲った場所が車内になるので本来であれば雨水が入ってはいけない場所になります。
私の場合は、こちらに水が入り込んでいました。
荷室左側の内張と床が濡れていた為、荷室のガラス周辺から雨水が侵入しているのではないかと
当初は考えましたが、内張を剥がした状態で車体左側から水をかけてみても異常は見られませんでした。
原因をネットで調べていると、リアゲートのウェザーストリッパー、
またはテールランプのパッキン劣化によって車体のリア周辺へ雨水が侵入する事例が多く見つかりました。
そこで、事例が多く見つかった2つの部品を交換してみることにしました。
ただ、ここで一つ注意点があります。
部品の交換までテールランプを保護するためにビニール袋などを被せることがあると思いますが、
余ったビニールをリアゲートに挟み込むのはおすすめしません。
養生テープ付きのビニールを被せた際に、余った部分をリアゲートに挟み込んで固定していました。
すると、そのビニールを伝って雨水が車内へ侵入してしまったのです。
ちょうど台風が接近していた時だったこともあり、翌日の車内は悲惨な状態でした(笑)。
ウェザーストリッパーとテールランプのパッキンを交換した後、「さすがにこれで直っただろう」
と思いましたが、わずかではあるものの、まだ車内に水が侵入していました。
そこでさらに詳しく確認してみると、純正カーテンを固定するためのマジックテープが、
リアゲートとウェザーストリッパーのちょうど境目に取り付けられていることに気付きました。
そして、そのマジックテープ部分から水が染み込み、車内へ侵入していたのです。
ただし、このマジックテープは購入時から取り付けられていたもので、
私自身も約3年間その状態で使用していました。
そのため、マジックテープ単体が原因というよりは、
経年劣化したウェザーストリッパーと組み合わさることで雨漏りが発生したのではないかと考えています。
私の場合はウェザーストリッパーの劣化とマジックテープの取り付け位置が原因だったと考えていますが、
ハイエースの雨漏りは原因が一つとは限りません。
実際に調べていると、テールランプのパッキンや換気口、ハイマウントブレーキランプなど、
さまざまな箇所から雨水が侵入する事例がありました。
もし同じような症状で悩んでいる方は、一つの原因に決めつけず、
少しずつ可能性を潰していくのがおすすめです。
実際に行った修理・処置
前述した内容と少し重複しますが、私が実際に行った修理・処置と作業時間は以下の通りです。
- リアゲートのウェザーストリッパー交換(約15分)
- テールランプのパッキン交換(約30分)
- マジックテープの取り外し(約5分)
作業時間はあくまで私の場合ですので、慣れている方であればもう少し短時間で作業できると思います。
◼️リアゲートのウェザーストリッパー交換(必要工具:なし)
交換方法はとても簡単です。
古いウェザーストリッパーを手で引っ張りながら取り外し、
新しいものを元の位置にはめ込んでいくだけです。
取り付け位置の目印としてテールランプ付近を基準にすると、左右の位置を揃えやすいと思います。

◼️テールランプのパッキン交換(必要工具:3番+ドライバーまたは10mmボックスドライバー)
まずは注意点です。
- 新しいパッキンを貼り付ける前には必ず脱脂を行ってください。
- テールランプの固定部分はプラスチック製のため、ネジの締め過ぎにも注意してください。
脱脂とは、パーツクリーナーやアルコールティッシュなどで接着面の油分や汚れを取り除く作業のことです。
この作業を省くと、せっかく交換したパッキンが剥がれやすくなってしまいます。
交換手順はこちらの動画を参考にして、取り外しとパッキン交換後の取り付けを行なってみてください。
テールランプの交換手順の参考動画はこちら。
テールランプのパッキン交換も非常にやりやすい構造になっています。
写真の赤丸で囲った場所に浅めにパッキンをかけて、
全てのかけることができたら均一に張り付くように少しずつ貼り付けていくだけです。

◼️マジックテープの取り外し
こちらは特別な工具などは必要ありません。
ひたすら頑張って剥がすだけです(笑)。
取り外した後に再度散水テストを行ったところ、雨水の侵入は確認されなくなりました。
今回の修理はどれも特別な工具を必要とせず、DIY初心者の私でも対応できる内容でした。
もし同じような症状で悩んでいる方がいれば、まずは原因をしっかり特定したうえで、
一つずつ対処してみてください。
使用した部品について
今回使用した部品は、いつもお世話になっている車屋さんに手配していただきました。
使用した部品と価格は以下の通りです。
| 部品名称 | パーツ番号 | 参考価格(2026年6月時点) | 購入先URL |
| WEATHERSTRIP,BACK | 67881-26073 | ~¥10,000.- | 購入サイトへはこちら |
| GASKET(右) | 81552-26200 | ~¥1,000.- | 購入サイトへはこちら |
| GASKET(左) | 81562-26200 | ~¥1,000.- | 購入サイトへはこちら |
なお、私のハイエースは標準ボディーです。
リアゲートのウェザーストリッパーは車体サイズによって品番が異なるため、
ワイドボディーやハイルーフなどの場合は適合する部品が変わる可能性があります。
そのため、個人で部品を手配される場合は、
購入前に車屋さんやディーラーへ確認することをおすすめします。
この記事はあくまで一般の会社員である私の実体験をもとにした内容ですので、
一つの事例として参考にしていただければ幸いです。
結果として、総額約 11,000円程でリアゲートからの雨漏りを解消することができました。
実際には内張の一部にカビが発生していましたが、幸いにも範囲は大きくなく、
被害が広がる前に対処することができました。
雨漏りは気付きにくいトラブルですが、
今回のケースでは被害を最小限に留めることができて本当に良かったと思っています。
今回交換しなかったが候補に上がった部品
私の場合は、前述した部品を交換することで雨漏りは解消しました。
ただ、原因を調べている過程で交換候補として挙がった部品があります。
それが、
ハイマウントストップランプ(リアゲート上部に取り付けられているブレーキランプ)のパッキンです。
今回は交換しませんでしたが、以下のような症状がある場合は、
このパッキンの劣化が原因になっている可能性があります。
- ハイマウントストップランプの内部が曇っている
- ハイマウントストップランプ内部に水滴が付いている
- 雨の日にリアゲートガラスの内側が濡れている
これらの症状が見られる場合は、ハイマウントストップランプのパッキン交換を
先に検討してみても良いかもしれません。
私が行ったように、晴れた日に散水テストを行えば雨の日を待たなくても確認することができます。
もし交換を検討される場合は、作業方法を解説している動画なども参考になると思います。
記事の最後に
最後に、今回の雨漏り修理を通して感じたポイントをまとめておきます。
- 雨漏りを発見したら、カビが発生する前にできるだけ早く水分を取り除く
- 原因を調べる際は、濡れた箇所を確認しやすい晴れの日に行う
- 原因が特定できたら早めに部品を手配する
- 今回紹介した部品交換の難易度は比較的低いため、落ち着いて作業する
- 修理後もしばらくは再発していないか定期的に確認する
私の場合、修理後は雨の日でも雨漏りは確認されていません。
ただ、もし再び水が侵入すると内張を剥がして掃除する必要があるため、
しばらくの間は念のためリアゲート付近に新聞紙を敷き、雨の後に濡れていないか確認しています。
もしこの記事を公開した後に再発するようなことがあれば、追記という形で情報を更新しようと思います。
正直なところ、最初に雨漏りを見つけた時は、
「やっとローンを払い終えた車で、なんで雨漏りなんか起こるねん……」とその時はがっかりしました。
せめてもの救いは、こうして発信を始めていたことです。ネタになるので。笑
ですが今振り返ると、バンライフの準備期間中に気付くことができて本当に良かったと思っています。
もし日本一周の途中で同じことが起きていたらと思うと、
掃除や修理をする場所の確保も今より大変になるため、正直かなり恐ろしいです(笑)。
今回の一件で、私自身もハイエースの雨漏りについて調べる機会が増え、以前より知識が深まりました。
また、結果的には直接の原因ではなかったかもしれませんが、
テールランプのパッキンもいずれ交換が必要になっていたと思うので、
このタイミングで交換できて良かったと思っています。
ハイマウントストップランプのパッキンについても、今のところ問題はありませんが、
予防整備として交換を検討しています。
リアゲートからの雨漏り問題解消後、
「これ以上の雨漏り関係のトラブルはやめてくれー!」と思っていた矢先、
今回の記事の件とは別にタイヤハウス付近への浸水も発生していました。
(こんな綺麗なフラグ回収は一切期待していないのに。笑)
こちらは別の原因だったため別記事でまとめる予定です。
この記事が、同じようにハイエースの雨漏りで悩んでいる方の参考になれば幸いです。
最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました。
まだ何者でもない私たちですが、
「いつかやりたい」を形にできるよう、夫婦ふたりで少しずつ前に進んでいます。
このブログを始めた理由や、どんな想いで発信しているのかは、プロフィール記事にまとめています。
よろしければ、そちらも覗いてみてください。
こちらのサイトに興味を持って頂けた方がいらっしゃれば、
Instagramのフォローもよろしくお願いします。
Instagramのアカウントへはこちらから。
「ふたり、未知草。」のブログ記事は、毎週土曜日18時頃を予定しています。
よろしければ、また次回お付き合い下さい。



コメント