おっと、こんなところで会えるとは。
こんにちは。
偶然の出会いを大切に、寄り道を楽しむブログサイト
「ふたり、未知草。」の記事を書いているアオです。
このサイトでは、これからの旅に向けて、
準備期間に感じたことや経験したことを記事にして発信しています。
今回の記事では、私が実際に所有しているハイエースで起こった、
後輪のタイヤハウス付近に雨水が溜まっていたときの修理方法についてまとめてみました。
雨水が溜まっていたことに気がついたのは、少々ご老体になってきたハイエースを、
日本一周中の我が家として快適に過ごせるようにするため、
車体の断熱作業をしていたときのことでした。
普段どおりにハイエースを使用しているだけでは、なかなか気がつくことのできない場所だと思います。
だからこそ、この記事を見つけて読んでくださった方には、
ぜひ一度、ご自身のハイエースも確認してみてほしいと思っています。
確認方法は非常に簡単です。
大切に乗っている愛車だからこそ、気がつかないところで雨水が溜まり続けているのは避けたいところです。
もし確認してみて実際に水が溜まっていた方や、雨が降ってからしばらく時間が経っているのに、
車体の後方から水が落ちたような跡がある方は、もしかすると同じ原因かもしれません。
この記事では、私のハイエースで実際に起こった状況から、
原因を探した方法、そして実際に行った修理方法まで分かりやすく紹介していきますので、
参考にしてみて下さい。
故障の解説記事は、力の入りようが違います。(笑)
記事を読んで下さった方の愛車で同じ故障が起こっていませんように!!
不運にも同じような故障が発生している方は、まず故障に気がつけてよかった!!
タイヤハウスに雨水が溜まる事件発生?!
ハイエースに断熱材を取り付けていたときに、
車体の横側へ断熱材を入れていると「ポチャポチャ」という音が聞こえてきたことで、
記事にした故障に気がつきました。
最初は何の音なのか分かりませんでしたが、気になって確認してみることに。
すると、写真に写っている、黒色のキャップを取り外せることに気がつきました。

試しにキャップを外して中に手を入れてみると、なんと中指の第二関節あたりまで水が溜まっていました。
実際に水が溜まっていたのは図の赤線で囲った場所です。

まさかこんなところに水が溜まっているとは思っていなかったので、見つけたときはかなり焦りました。
最終的にすべての水を抜き取ってみると、その量はなんとコップ一杯ほどでした。
「雨水は抜いたから大丈夫かな」と思っていたのですが、
その後、雨が降るたびに確認してみると、
また同じくらいの量の水がタイヤハウス付近に溜まっていることが分かりました。
一度水を抜いても、雨が降るとまた溜まってしまう。
しかも、ちょうど梅雨の時期だったこともあり、
このまま放置するのは車の中が錆びてしまうのではと思い、
原因を探して対処することにしました。
タイヤハウスに雨水が溜まった原因
私のハイエースで雨水が溜まっていた原因は、大きく分けて2つありました。
まさか2つの原因が重なっているとは思っていなかったので、
原因を突き止めるまでには少し時間がかかりました。
ここからは、それぞれどのように原因を特定したのかを紹介していきます。
ベンチレーションの劣化
ベンチレーションは、ハイエースの場合、リアバンパーのカバー内部に取り付けられている、
ドアを開け閉めした際などに車内の気圧を調整するための部品で外観はこんなものです。

この部品から水が入り込んでいるのではないかと思い、雨が降る前日に、
リアバンパーの上から養生テープを貼り、ベンチレーション部分に雨水が入らないようにしてみました。
そして翌日、雨が上がってから先ほどの黒色のキャップを外し、
中に水が溜まっていないか確認してみると雨水は溜まっていませんでした。
この結果から、リアバンパー内にあるベンチレーション付近から、
後輪後方のタイヤハウスへ雨水が入り込んでいることが分かりました。
そこで、実際にベンチレーションを取り外して確認してみると、
写真のように水が通ったような跡が残っていました。
赤線で囲った場所が、雨水が通った跡と思われます。

この状態を確認したことで、ベンチレーションの劣化が雨水の侵入原因の一つだと判断しました。
排水口が塞がれていた
もう一つの原因は、後輪のタイヤハウス付近にある排水口でした。
私のハイエースでは、車体の左側にだけ水が溜まっていました。
右側には水が溜まっている様子がなかったため、
最初は「ベンチレーションの部品だけが悪いのかな?」と思っていました。
しかし、色々と調べていく中で、後輪のタイヤハウス付近には、
車体内部に水が入り込んだ場合に外へ排水できるよう、
写真のように小さな排水口が設けられていることが分かりました。

そこで、右側の排水口に細いマイナスドライバーを差し込んでみると、スッと奥まで入っていきました。
ところが、水が溜まっていた左側は様子が違いました。
細いマイナスドライバーを差し込んでみても、奥まで入っていきません。
よく確認してみると、本来なら水を外へ逃がすために空いているはずの排水口が、
接着剤のようなもので完全に塞がれていました。
私のハイエースでは
の2つが重なってしまっていたようです。
ベンチレーションから雨水が入り込み、さらに本来なら外へ排水されるはずの水が、
塞がれた排水口によってタイヤハウス付近に溜まり続けていたようです。
この2つの原因を確認できたことで、ようやく今回の雨水問題の原因を特定することができました。
具体的な修理方法
原因が分かったところで、ここからは実際に行った修理方法を紹介していきます。
今回行った作業は、大きく分けて2つです。
私の場合、原因を突き止めるまでには少し時間がかかりましたが、
原因が分かり部品が手配できてから、実際に行った処置は、1時間ほどで完了しました。
ベンチレーションの交換
まずは、交換するベンチレーションを用意します。
交換した部品は、いつもお世話になっている車屋さんに手配して頂きました。
交換した部品はこちらです。部品名をクリックすると購入サイトに移動できます。
| 部品名 | パーツ番号 | 価格(2026年9月時点) |
| DUCT ASSY QUARTER | 62930-52030 | ¥1,298.- |
部品を用意できたら、まずはリアバンパーを取り外します。
リアバンパーの取り外し方については、私はこちらの動画を参考にしました。
動画を参考にリアバンパーを取り外したら、次に古いベンチレーションを取り外します。
ここで一つ注意してほしいのが、古いベンチレーションはかなり外れにくい場合があるということです。
私のハイエースに付いていた古いベンチレーションは、パッキン部分がスポンジになっていました。
長年使用していることでスポンジが劣化している場合、
ボロボロになってしまい、きれいに取り外すのが難しいかもしれません。
無理にきれいに外そうとすると時間がかかるので、スポンジがかなり劣化している場合は、
ある程度割り切って取り外してしまってもいいと思います。
ただし、ベンチレーション本体のプラスチックも経年劣化している可能性があります。
取り外す際にプラスチックが割れたり、
破片で怪我をしたりする可能性があるので、作業するときは十分注意してください。
古いベンチレーションを取り外すことができたら、今度は新しいものを取り付けます。
まずは取り付け部分に残っている汚れや古いスポンジなどをきれいに掃除し、
新しいベンチレーションを取り付けていきます。
このとき、ベンチレーションの爪が車体の板金に均等にしっかりと掛かるように、
位置を調整しながら取り付けてください。
取り付け後の様子は、こんな感じです。

取り付けが完了したら、最初にリアバンパーを取り外したときと逆の手順で、リアバンパーを元に戻します。
塞がれていた排水口を開ける
次に、もう一つの原因だった排水口の処置を行います。
私の場合は、排水口を塞いでいたものに穴を開けるため、
インパクトドライバーと鉄鋼用のキリを使用しました。
排水口を塞いでいたものは比較的柔らかい素材だったため、
工具を使えば簡単に穴を開けることができました。
ただし、ここで一番注意してほしいのが、車体を傷つける可能性があることです。
穴を開ける際は、いきなり勢いよくドライバーを回転させるのではなく、
位置を確認しながら、車体の板金に沿って、ゆっくりと作業してください。
もしインパクトドライバーなどの工具を持っていない場合は、
車屋さんに相談してみてもいいかもしれません。
実際に対応してもらえるかどうかや工賃については、お店によって異なると思いますが、
排水口の状態を見てもらうだけでも安心できると思います。
「できるだけ工賃をかけずに自分でやってみたい」という方であれば、
ホームセンターなどで工具の貸し出しを行っている場合もあります。
私のようにインパクトドライバーをレンタルし、鉄鋼用のキリを用意して作業するという方法もあります。
ただし、自分で作業する場合はあくまで自己責任となりますので、
車体を傷つけないよう、十分注意して作業してください。
排水口を開けることができたら、霧吹き等でタイヤハウスの中に少し水をかけてみて、
きちんと排水口が機能しているかを確認して下さい。

実は私のハイエースでは、今回紹介した箇所とは別の雨漏りも発生していました。。
それは、ハイエースの荷室の中です。
初期の状態で、気付くことは難しく、私が発見した時は、室内のマットにカビが発生してしまっていました。
大切な愛車を守るためにも、ぜひこちらの記事もチェックしてみて下さい!

この記事の最後に
前回紹介した荷室内の雨漏りに続いて、今回も雨に悩まされることになりました。
水が溜まっていることに気がついたときは、
荷室内の雨漏りとダブルパンチで、「なんでこんなところに水が?」
という気持ちの連続で、正直呆れました。。。(笑)
しかし、原因を調べて対処したことで、現在は問題なくハイエースを使用することができています。
荷室内の雨漏りのときもそうでしたが、トラブルを見つけた瞬間こそ焦ったり落ち込んだりしますが、
考えてみれば、日本一周に出発する前に気がつくことができたのは本当によかったと思います。
もし旅に出たあとに同じことが起きていたら、
原因を探したり修理したりするだけでも、かなり大変だったはずです。
今回のように、普段どおりに車を使用しているだけでは気がつきにくい場所にも、
思わぬトラブルが隠れていることがあります。
特に私のハイエースのように年数が経っている車の場合は、
今回のような水の侵入だけでなく、ゴムやパッキン、プラスチック部品などの劣化にも
注意が必要だと改めて感じました。
この記事を読んで「そういえば自分のハイエースは大丈夫かな?」と思った方は、
ぜひ一度確認してみてください。
早めに気がつくことができれば、それだけ対処もしやすくなります。
これからも日本一周の相棒として長く頑張ってもらうために、
定期的に車の状態を確認しながら、大切に乗っていきたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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