今回の記事は、ハイエースに埋め込み照明を取り付ける方法や
それぞれの手順で気をつけたポイントを詳しく解説しています。
前回の記事では、私が実際に行ったハイエースのカスタムをランキング形式で紹介しました。
その中でも、今回紹介する埋め込み照明は、
私が行ったカスタムの中で1番満足度の高かったカスタムです。
実際に取り付けてみて、車内がかなり明るくなり、
車中泊をするときの快適性も大きく向上しました。
これからハイエースに埋め込み照明を取り付けてみたい方にとって、
私の経験が皆さんのカスタムをスムーズに進めるための手助けになれば嬉しいです。
今回使用する工具や購入品については、私自身が持っている工具で加工しやすいものや、
取り付け後も安心して使用できるものを選んでいます。
そのため、必ずしも今回使用したものをすべて揃える必要はありません。
最終的にDC12Vのライトを点灯できる環境が作れれば大丈夫なので、
ご自身が持っている工具や材料、作業環境に合わせて変更してもらって大丈夫です。
なお、今回紹介する埋め込み照明は、
DC12Vが使用可能なポータブルバッテリーから電源を供給することを前提として取り付けています。
少し手のかかるカスタムではありますが、完成したときの満足度はかなり高いと思います。
1人でも取り付けることはできますが、
照明の位置決めや配線など、2人で作業したほうがスムーズに進められる場面もあります。
私は嫁さんと一緒に取り付け作業をしましたが、
作業面でもかなり助かりましたし、
何より「未来の我が家」を一緒に作り上げていくような、とてもいい時間になりました。
この記事を参考に、ぜひ自分だけのハイエース作りに挑戦してみてください。

必要な工具と準備物
埋め込み照明を取り付けるために必要な工具や、
ケーブルの接続・整理に使用するものをまとめました。
今回使用したものの中には、Amazonで購入できる商品がほとんどです。
リンクを掲載しているものは、商品名をクリックするとAmazonの購入サイトに移動できます。
という方は、商品名をクリックして画像などを確認してみてください。
| 準備必須の物 | |
| +ドライバー(1番、2番) | ードライバー(細くて長い物) |
| 六角ソケットレンチ(14mm) | マスキングテープ |
| ハンダゴテ、ハンダ | メジャー |
| カッターナイフ | ニッパー |
| 電工ペンチ | 中継スリーブ(圧着端子) |
| 車の内張はがし用ピン抜き | 油性ペン |
| あると便利な物 | |
| 目打ち | 結束バンド(150mm) |
| ゴム手袋 | レンチの持ち手を延長できる物 |
こちらは、今回の埋め込み型照明の取り付けに使用した部品の一覧です。
必要な工具の紹介と同様に、リンクを掲載しているものは、
商品名をクリックするとAmazonなどの購入サイトに移動できます。
という方は、リンク先の商品ページで詳細を確認してみてください。
実際に使用した部品をまとめていますので、
これから埋め込み照明の取り付けに挑戦する方は、ぜひ参考にしてみてください。
| 購入品 | 価格 |
| 埋め込み型ルームランプ (6個、1.5mケーブル付属) | ¥3,180.- |
| DC12Vシガーソケットケーブル | ¥645.- |
| DC12Vコネクタ | ¥595.- |
| 延長ケーブル | ¥429.- |
| リモコン、受信機 | ¥1,320.- |
| DC集約ケーブル (8コネクタ、2個) | ¥1,189.- |
| 合計 | ¥7,358.- |
埋め込み照明の取り付け手順と作業時間
ここからは、実際の埋め込み照明の取り付け手順を解説していきます。
埋め込み型照明の取り付けだけであれば、
下準備も含めて丸2日ほどあれば作業を終えることができると思います。
今回の取り付けでは、複数の照明を接続するため、
使用するケーブルの数も多く、下準備には思っていた以上に時間がかかりました。
実際に取り付ける際に慌てないよう、まずは下準備をきちんと行っていきましょう!
1.前準備(4時間)

まずは、埋め込み照明の部品を、
「埋め込み照明接続図」のように中継スリーブを使って接続し、組み立てていきます。
DCプラグは、中心の芯がプラス(+)、外側の筒状になっている部分がマイナス(−)になっています。
まずは、すべてのランプを接続する前に、
埋め込み照明を1つだけ接続して、正常に点灯するか確認しましょう。
すべてを接続してから間違いに気づくと、修正に時間がかかります。
そして、何より悲しいです。。。笑
作業をスムーズに進めるためにも、実際に使用する部品とケーブルを使って、
まずは1セット分の配線を組み立ててみることをおすすめします。
1〜6番でケーブルの長さがそれぞれ違うのは、
「照明配置図」のように、車内に埋め込み型ランプを配置するためです。
最終的に余ったケーブルや集約部品は助手席側のCピラー付近に収納します。
組み立てられたら、ポータブルバッテリーに接続して動作確認をしてみましょう!

次に、天井の内張に埋め込みランプの形をくり抜くための型紙を作ります。
シンプルに丸くくり抜くだけでもランプを取り付けることはできますが、
今回はランプが故障したときに取り外しやすくすることも考えて、
私たちは写真のような形の型紙を作りました。

2.照明を取り付ける位置を決める(30分)
ハイエースの天井の内張を外す前に、マスキングテープを使って照明を取り付ける位置の基準を作ります。
荷室の後方から見たときに、左右の位置ができるだけ揃うように、
天井の内張を固定しているクリップを基準にして、
そこから〇〇cmの位置にマスキングテープを貼っていきます。
私たちの場合は中心から二つ目のピンの位置にマスキングテープの端が通るようにしました。

車内は場所によって壁や天井が湾曲しているため、「壁から何cm」というように測るのが難しい場所もあります。
そのため、今回は細かい寸法をすべて測るのではなく、基準となる位置を決めたうえで、
後方から見たときにマスキングテープができるだけ真っ直ぐになるように調整しました。
位置が決まったら、目打ちを使って照明を取り付ける場所に印を付けていきます。
このとき、目打ちを天井に刺して、車体の天井までスッと入っていくことを確認してください。
ハイエースの天井には、車体に対して垂直方向に梁が通っています。
梁のある場所に照明を取り付けてしまうと、照明と梁が干渉してしまい、
天井の内張を元に戻したときに内張が浮いてしまう可能性があります。
そのため、念のため照明の中心から梁まで15cmほど間隔を空けて取り付けることをおすすめします。

また、天井に断熱材を取り付けている方は、照明と干渉する場合、
その部分の断熱材を取り外したほうがいいと思います。
照明と断熱材が密着すると、照明から発生する熱が逃げにくくなる可能性があるためです。
せっかく取り付けた照明を安全に長く使うためにも、
照明の周囲にはある程度のスペースを確保しておきましょう。
3.ハイエースの内張を外していく(1時間半)
続いて、ハイエースの天井の内張を外していきます。
内張の外し方については、私はこちらの動画を参考にさせてもらいました。
実際の作業の様子が動画で詳しく紹介されていて、
非常に分かりやすかったので、これから内張を外す方はぜひ参考にしてみてください。
動画を見ながら作業すると、内張を固定しているクリップの位置なども確認しやすく、
作業をスムーズに進められると思います。
ここで、注意点があります。
先ほど紹介した動画の中で出てくる、シートベルトを固定しているネジがとても硬く、
私たちの場合はインパクトドライバーを使っても全く緩みませんでした。
そこで、準備物の中に「ソケットレンチの持ち手を延長できるもの」を入れています。
このネジを無理に回してネジ山を潰してしまうと、ネジを緩めることができなくなり、
天井の内張を外すのがかなり困難になってしまいます。
そこで、てこの原理を利用して、
できるだけ長い持ち手を使い、確実にネジを緩めることをおすすめします。
私は、最初に車屋さんでネジを緩めてもらったほか、
自宅に長さ50cmほどのイレクターパイプがあったので、
それをソケットレンチの持ち手に取り付けて延長し、ネジを緩めました。
20cmほどの持ち手では、私の力ではびくともしませんでした。笑
幸い、ネジ山を潰すことなく無事に緩めることができてセーフでした。笑
無事に天井の内張を外せそうな状態になったら、完全に取り外してしまう前に、
もう一度目打ちで印を付けた位置が車体の梁から十分に離れているかも、あわせて確認してください。
ここでしっかり確認しておくことで、
内張を外した後に「梁と干渉して取り付けられない」という事態を防ぐことができます。
4.天井の内張にライトを取り付ける穴を開ける(2時間)

取り外した天井の内張に、埋め込み照明を取り付けるための穴を開けていきます。
下準備で作成した型紙を、先ほど目打ちで付けた印を中心に合わせます。
型紙の位置がずれないように確認したら、
ペンで照明を取り付ける部分をマーキングし、その線に沿ってカッターナイフでくり抜いていきます。
すべての照明の取り付け位置に同じ作業を行い、照明を取り付けるための穴を作っていきます。
5.埋め込み照明をを天井の内張に取り付ける(30分)
いよいよ、下準備で組み立てておいた埋め込み照明を、天井の内張に取り付けていきます。
まずは、照明配置図を確認しながら、それぞれの位置にライトを取り付けます。
ライトを取り付けたら、重力でケーブルが垂れ下がったり、
走行中にケーブルが動いたりしないように、結束バンドを使ってケーブルを内張に固定します。
結束バンドで固定するために、内張に小さな穴を2か所開け、
そこに結束バンドを通してケーブルを固定しました。
内張に目打ちなどで穴を開ける場合は、穴を開けた跡ができるだけ目立たないように、
私たちは天井の助手席側の目立ちにくい位置を選びました。
6.天井の内張をもとに戻す(1時間)
天井の内張を元に戻していきます。
冒頭で紹介した動画を参考に、これまでの手順を逆に進めながら、天井の内張だけを元の位置に戻していきます。
すべてのランプが問題なく点灯することを確認できたら、取り付け作業はほぼ完了です。
7.ケーブルを綺麗に配線し内張をすべてもとに戻す(1時間)
最後に、内張のカバーを取り付けられるように、ケーブルをきれいに整理していきます。
DCケーブルの集約部分やリモコンの受信機など、
シガーソケットにつなぐケーブル以外の配線を、図の四角で囲った場所にまとめて固定します。

配線の集約部分は、車体の助手席側に設置するのがおすすめです。
運転席側には暖房設備があり、
配線をまとめるためのスペースに余裕がないため、私たちは助手席側に集約しました。
配線をまとめたら、ケーブルがカバーや他の部品に干渉していないか確認しておきましょう。
点灯確認と配線の整理が終わったら、最後に内張をすべて元通りに戻します。
工夫した点
ここからは、実際に取り付けてみて感じた、メンテナンス性を考えた工夫や注意点を紹介します。
各ランプとコネクタの部分には、
取り付ける前に1〜6番の番号をきちんと書いておくことをおすすめします。
あらかじめ番号を付けておくことで、どのランプがどのコネクターのか分かりやすくなります。
後からランプを交換したり、配線を確認したりするときにもメンテナンスがしやすくなるので、
取り付け時にひと手間かけておくと安心です。
今回作成した型紙は、90度回すことで照明を取り外しやすくなるような形にしています。
照明が故障した場合など、後から取り外す必要が出てくることも考えて、
取り付けるときだけでなく、メンテナンスするときのことも考えて型紙の形を決めました。
DCケーブルを接続した部分は、走行中の振動などで外れないように、テープを使って固定しておきます。
普段は動かさない部分ですが、万が一接続部分が外れてしまうと、照明が点灯しなくなる原因になります。
取り付けた後に見えなくなる部分だからこそ、最初の段階でしっかり固定しておくと安心です。
今回、こだわったのが、DCケーブルの集約部分やリモコンの受信機を設置する場所です。
付属しているケーブルだけを使って、天井付近でケーブルを集約し、
そのままリモコンの受信機につなぐこともできます。
しかし、もし後から照明に不具合が発生した場合、
天井の内張をもう一度すべて外してメンテナンスする必要が出てきます。
そこで私たちは、各ランプからケーブルを延長して車体の側面まで持っていき、
DCケーブルの集約部分をサイドの内張の中に設置しました。
こうしておくことで、
もし照明や配線に不具合が発生した場合でも、天井の内張をもう一度すべて外す必要がありません。
サイドの内張だけを外せば、集約部分にアクセスして配線の確認やメンテナンスができるようにしています。
取り付けるときは少し手間が増えますが、
後々のメンテナンスのことを考えると、やっておいてよかったと思える工夫です。
この記事の最後に
今回は、ハイエースに埋め込み照明を取り付ける方法を紹介しました。
天井の内張を外したり、配線を組み立てたり、照明の取り付け位置を調整したりと、
作業することは多く、個人的にはかなり大掛かりなカスタムになりました。
それでも、実際に完成して照明を点灯したときは、車内が一気に明るくなり、
「頑張って取り付けてよかった」と思えるほど満足度の高いカスタムになりました。
これまで車中泊ではキャンプ用のランタンを使っていましたが、
どうしても車内に暗い場所ができてしまいました。
埋め込み型照明に変えたことで車内全体を明るく照らせるようになり、
リモコンで簡単に操作できるのも便利です。
ハイエースの車内をより快適にしたい方や、これから車中泊仕様にカスタムしていきたい方には、
ぜひ挑戦してみてほしいカスタムです。
この記事が、これから埋め込み照明の取り付けに挑戦する方の参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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